夕方、バッサーノの駅に、お料理の先生が迎えに来てくれました。
お願いしていた白アスパラちゃんが、ちゃんと水につけられて、シャキッとスタンバイしていらっしゃいました♪ 今日のメイン食材はコレです↓ そのほか、この季節のヴェネトらしいものがいろいろ。 手前はカルレッティという山菜?のような野草に、奥には、ブルスカンドリというホップの新芽。 今の時期だけの春の味覚。日本で言うところの山菜でしょうか。 ヴェネト地方の人しかあまり食べないそうです。 今日は、野草のリゾットと、ニンニクと炒めたコントルノに使います。 ラディッキオのカステルフランコという種類。 柔らかいので、生野菜のサラダなどに使うようです。今回はベビーリーフとあわせてサラダに。 赤いラディッキオに比べると苦味も少なくてレタスのような感じでした。 こちらは、今回、何度か登場している、ラディッキオのタルディーボ。 今日は、牛肉のインボルティーニにいれるほか、グリルして付け合せに。 さて、白アスパラちゃんは、、というと こんな風に、縦型の小鍋にて、下の方だけお湯につけて茹でます。 そして、バッサーノ風の、一番伝統的なアスパラの食べ方、、、 白アスパラのバッサーノ風 お皿の上に乗せた茹で卵を、フォークでジャカジャカつぶして、ヴィネガーと塩とオイルをかけて混ぜます。 そこへ、茹でたアスパラをどさっと。なんとシンプル~。 でも、春の味覚を味わう幸せいっぱいの一皿でした。 デザートのトルタはこんなに可愛らしいハート型に♪ ステイ先のロッサーナの料理ともまた違う、こちらは、これぞ、北イタリアのマンマの料理、といった感じ。(南のマンマともまた違う)。 今日も盛りだくさんの1日でした。 お腹がいっぱいでステイ先の家へ帰ると、 出てきたのが、自家製の、チェリーのリキュール。 近くに、マロスティカというサクランボの産地があり、この辺りでよくリキュールやグラッパ漬けにするのだそう。 飲み干した後は、グラスの中のサクランボをつまんで、おしゃべりしながら幸せな夜が更けてゆきます。 もっとここに泊っていたいけど、明日はお別れです。
by cibiyukiko
| 2012-04-18 09:40
| 北イタリア
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Comments(4)
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vruocculu at 2012-04-18 17:51
こんにちは。
本物だぁ〜と、指をくわえて拝見させて頂いていました。 ヴェネト....早く行ってみたいです。
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cibiyukiko at 2012-04-18 22:11
vruocculuさん、いつの季節に行っても、いろいろな旬の食材があるとは思いますが、今回、かなり春の食材を満喫できました。ヴェネト、あまり興味がないエリアでしたが、、、とっても魅力的でした。
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vinobianco11 at 2012-04-19 22:43
きゃ~!なんて綺麗なホワイトアスパラなの~
専用のお鍋、欲しいと思っているのですが使うのは年に何回?ですよね。 丸ごと一束食べたいです。(笑)毎日でもOKです。ゆで卵との相性は抜群ですよね。 カステルフランコって初めて見ました。シャキっとして美味しそうね。 ヴェネトのマンマの料理、美味しそうですね! マロスティカのサクランボとプロセッコは好きな組み合わせなんです。
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cibiyukiko at 2012-04-20 11:03
vinobiancoさん。そう、私も専用の鍋が欲しいな~と思ったのですが年に何回使うかしら??ですよね。 そうそう、卵とアスパラは相性抜群。ゆで卵とアスパラだけで立派にイタリアンですよね。バッサーノ風の食べ方、ここまでシンプルだとは知りませんでしたが、この立派なアスパラちゃんを生かす調理ですね。
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