* リグーリア旅行記① ジェノヴァ・ピエトロロマネンゴ
ジェノヴァは、南仏へ行く時に電車で通ったことがあるくらいで、下車したことはありませんでしたが、
今回、ジェノヴァの美味しい!をたっぷり味わってまいりました!
ミラノから電車でジェノヴァ・ブリーニョレ駅に到着したら、そこからバスで5分のB&Bにチェックイン。

翌朝、まずは、行ってみたかった「ピエトロロマネンゴ」の工房から行動開始です。
1780年創業の、ジェノヴァの有名な老舗の高級菓子屋さんです。
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こちらは旧市街にある本店ですが、工房はまた少し違う場所にあります。
オーナー夫人のシニョーラ・ロマネンゴさんが直々にご案内くださいました。

こちらでは、アーモンドを包んだ砂糖菓子、コンフェッティや、フルーッタ・カンディータ、チョコレート、ジャムやシロップなどが有名です。
その昔、1500年代にアラブからフルーツの砂糖漬けが伝わり、海運王国のジェノヴァでは、東洋からのスパイスやフルーツを保存するために砂糖漬けにすることが普及したという、いかにも海運王国ジェノヴァらしいお菓子たち。
当時、イタリアに砂糖はなく、インドから運ばれてきたため、砂糖は「インドの塩」と呼ばれていたそうですよ。

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1800年代から今も使われている機械。カカオペーストを作るのに使いますが、現代的な機械を使うよりも香り高いチョコレートペーストが出来るのだそう。
ちょうど、パスクワの前ということもあり、工房内では「Uovo di pasqua(卵型のチョコレート)」作りが行われていました。
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子供用におもちゃが入ったチョコレートをよくいただくのですが、ピエトロロマネンゴのものは、中にロマネンゴのお菓子がぎっしり!!贅沢です。(お値段もすごいですが、、)
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一つ一つ、丁寧にお菓子を詰め、手作業で閉じられていきます。
開ける人の喜ぶ顔を想像しながら作っているのでしょうか? 作業をする方のお顔も優しくて、昔ながらの手作り工房の良さ、そして、たくさんの人から愛される老舗であることを実感します。

こちらは、結婚式や洗礼の時などにふるまわれるコンフェッティづくり
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作り方は昔と同じく、驚くほどシンプルな手作業!お鍋をまわしながら、ゆっくりと、煮詰めた砂糖をたらしてアーモンドのまわりにお砂糖をまとわせていきます。
なんと、お鍋は何度も修理した跡が!
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そして、フルッタ・カンディータ
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フルーツが一番熟した時にシロップを少しづつ浸透させていくそうですが、フルーツの種類によって、漬け込む時間などを変えています。
好きなのを食べていいわよ~、と、贅沢に丸ごと、いろいろと試食させてくださいました。
びわや洋ナシ、マンダリンなどを食べてみましたが、それぞれ、中はしっとり、フルーツ本来の味が凝縮されて、よりリッチな味わい。想像していたフルーツの砂糖漬けとは全く異なるものでした。
これ、1個、日本だと700円くらいするのですが、食べ放題並に試食させていただき、、、美味しいけど、飲み物欲しい~、と嬉しい悲鳴でした。
実は、各ブースで、いろんな種類のお菓子をたくさん試食させていただき、日本茶かデザートワインが飲みたくなってしまったのです。

そして、シエキチのハートをわし掴みにしたのが、こちら。「ゴッチェ・ディ・ロゾーリオ」(薔薇の雫)
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とっても繊細な砂糖菓子。中に薔薇やすみれほか、色それぞれに、違うシロップが入っています。
全ての色を味見しながら、中身を当てっこ。
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作り方も教えていただきましたが、書ききれないので割愛。見学の最後に1個プレゼントしてくれました。
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もちろんお店でも買いましたよ。繊細な砂糖菓子で、はかなげな砂糖衣に包まれたシロップは、持ち帰りには不向きなので、旅行中、食後に1粒づつ味わって、毎回、ほわ~んと幸せになっていました。
薔薇のシロップやジャムなど、貴族に愛された品々も購入してきたので、お教室で少しづつお出ししますね。

貴重な見学の機会を作ってくださったピエトロ・ロマネンゴさんとJacquelineさんに感謝です。
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by cibiyukiko | 2013-04-06 20:54 | ├リグーリア | Comments(8)
Commented by vinobianco11 at 2013-04-08 02:37
お帰りなさ~い!
今回も盛りだくさんの旅だったご様子ですね!
ピエトロ ロマネンゴの工房見学、ご一緒したかったわ~♪
ゴッチェ・ディ・ロゾーリオ、私も大好きです!
他にはない美味しさですよね!シエちゃんと好みが一緒みたいです!
旅の続きを楽しみにしてまーす。
Commented by リエ at 2013-04-08 08:44 x
お帰りなさ〜い!旅行記楽しみにしています♪ 見ていたら、またイタリア行きたい病が発病しそうです笑
Commented by cibiyukiko at 2013-04-08 10:14
vinobiancoさん、こちらの工房見学、きっとvinobiancoさんは興奮しちゃうと思いますよ~♪ 全てのお菓子が、よくある類似品とは別もの、似て非なるとはこのこと!って感じですね。ゴッチェ・ディ・ロゾーリオなんて、他の店のものだったら、絶対私、好きじゃない気がしますが、ここのは別。 いつかご一緒しましょうね~。
Commented by cibiyukiko at 2013-04-08 10:15
リエ、ふふ、子連れでぜひ~。リグーリアもとっても良かったよ♪ ちょっと食べ過ぎた~あ。
Commented by Bolognamica at 2013-04-09 08:30
イタリアの旅、お疲れ様でした^^
ピエトロ・ロマネンゴのゴッチェ・ディ・ロゾーリオ美味しいですよね!見た目もかわいいし、私も大好きです。その昔日本で頂いたことがありますが、一粒口にした時の感動は今でも覚えてます♬
数年前に行ったサロネ・デル・グストにも出店されてて、何個か買って帰りました。食べるのが勿体ないくらい綺麗で・・。シエちゃん、今の年代でこういったものを口に出来るってほんとすごい!羨ましいですよ~。
工房見学といい盛りだくさんな試食といい、なかなか得られないとっても貴重な経験ですよね!1800年から使用されているという機械もすごいですね。。引き続き旅行記楽しみにしていますネ♬
Commented by cibiyukiko at 2013-04-09 17:39
bolognamicaさん、ゴッチェ、、、色も綺麗で、繊細で乙女菓子ですよね~。1粒口にしただけで、なんだか貴族になった気分です(笑) 工房の中は、1800年代と変わらないままな部分がたくさんありました。作っている工程で、「どんな秘密があるの?」と聞いたら、「秘密なんかないのよ。ただ、昔と同じように丁寧に作るだけ」ってお返事でした。すばらしいっ!!
Commented by ねこさんといっしょ at 2014-09-05 20:15 x
ピエトロ・ロマネンゴは、数年前の新宿伊勢丹のイタリア展の広告で見かけたのですが、昨年大阪の阪急うめだ本店で出展に来ました。そちらで青い紙のパンフレットを頂いて帰ったのですが、ジェノヴァにこのような砂糖菓子の店があるのは、ジェノヴァ共和国時代に地中海方面からの砂糖の輸入、ポルトガル植民地での砂糖栽培への投資、など、砂糖との深いつながりがあったからこそなのですね。
Commented by cibiyukiko at 2014-09-08 00:07
ねこさんといっしょさん、コメントありがとうございます。ピエトロ・ロマネンゴの本店は、規模は小さいのですが、海運王国として栄華を極めたジェノヴァを思わせる風格のある建物、内装でした。創業当時から変わらずに作られているというお菓子が、今もなお色褪せずに華やかさを持っているところがステキですよね。砂糖もそうですが、フルーツも遠い異国の地からもたらされた珍しいものを保存するのに便利だったのでしょうね。つい、中世の港町に想いを馳せてしまいます。
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