サヴォーナでは、リストランテでシェフをしている女性が空いている時間にご自宅で料理を教えてくださいました。
台所へ行くと、山盛りのカルチョフィ♪ アルベンガ産の葉が尖ったものがここでも登場。 こんなに大量に使えたらいいよね~。日本だと、1個だけで1000円近く。1個だけあったってねえ、、、葉をむいて食べられる部分だけに下処理したら、と~っても小さいカルチョフィ、1個で何が出来るというのでしょう。 だから、毎年、春のイタリアで私はカルチョフィを食べまくるのです(笑)。 ジェノヴァの郷土料理をいろいろリクエスト。写真はパンドルチェ・ジェノヴェーゼ。 日持ちがするので、その昔、船乗りが海へ出るときに持って行った甘いパン。奥さんが漁に行くダンナさまに作って持たせたんでしょうか。 ラヴィオーロ・アペルト(オープンラヴィオリ)は、イカスミ入りの生地で模様を入れるという、リストランテのシェフらしい、小技が散りばめられたお料理。どれもとっても美味しいです。 どれも美味しい料理ばかりでしたが、今でも夢に出そうなのはコレ。 美味しくて感動したカッポンマグロ!! 今回、リグーリアに来て良かったあ!!と心から思った1品(笑)。 たくさんの種類の魚介と野菜をピラミッドのように積み上げたこの料理。昔は船乗りが船の上で作っていたという料理ですが、今では、この料理をメニューに出しているリストランテはとても少ないのだとか。 少量を作ることが難しいため、大勢での予約が入ったときだけ作るなど、現在ではお祝いの席で供される晴れの日メニューで、とっても豪華な1皿です。 イタリアでも魚介類は安くありませんので、大量に魚介を使うこのお料理、お店でもし、オーダーが入らなかったら大変な損害。メニューには出さず、大人数の予約でないと受け付けないというのも納得。 ちなみに、、、、、マグロは入っていませんよ。あしからず。 イタリア語で、マーグロとは痩せた、、とか、脂肪のないあっさりしたものや、お肉が入らないヘルシーなお料理のことをそう呼びます。 教えてくれたシェフの味付けも抜群で、絶品カッポンマーグロでした。もう1度食べたい。。。
by cibiyukiko
| 2013-04-15 19:58
| 北イタリア
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