毎月、連載させていただいているMartの「ユキキーナのランチはワンプレートで」、7月号に掲載していただいているお料理、パスタのパイ包み焼き。
これ、エミリヤロマーニャ州、フェッラーラという町の郷土料理なんです。 Mart誌面では、あまりイタリアのマニアックな補足等は入れないようにしているので、お料理名も、ミートソースのパイ包み焼き「ボローニャ風」としていますが、 実際は、「ボローニャから電車で30分ほどのところにある、フェッラーラという小さな街」風です。 1日あれば、徒歩で十分見てまわることができる小さな街ですが、(見方によっては何日あっても足りませんが)とっても素敵な街なんですよ。 街の中心にあるエステンセ城は、小さいながらも、水をたたえたお堀に囲まれ、跳ね橋がある、おとぎ話に出てくるような可愛らしいお城です。ボローニャに滞在することがあったら、ぜひ足を伸ばしてお散歩へ出かけてみてくださいね。パーネ・フェッラレーゼという変わった形のパンなどにも出会えます。 むかし、ボローニャでステイしていたお宅のアンナおばあちゃんは、フェッラーラのご出身。 この、パスタパイ包み焼きが、おうちでもよく登場したんです。カロリーを考えると怖いですが、これが美味しくって♪♪ 大量に作ったミートソースと手打ちのタリアテッレをあえ、そこに、きざんだプロヴォローネチーズをいっぱい混ぜたものをパイ生地で包み、半分は冷凍庫へ。半分は作ったその日の夕食に。 冷凍庫へ入れた分はいつ出てくるのかな~、、、と密かに楽しみにしておりました。 ちなみに、こちらは、この春にボローニャのB&B、マリアと一緒に作ったタリオリーニ入りのトルタ こちらはホワイトソースあえのパスタをパイ包みに。どちらかというと、ラグーであえた方が私は好きですが、、カロリーの高さはどちらも一緒な感じです。。
by cibiyukiko
| 2010-06-26 18:03
| 料理
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