「カルネ・デ・ポルコ・アレンティジャーノ」(豚とあさりの煮込み)を作りたい、とリクエストをお伝えしていました。
今日は、そのほか、ポルトガルらしい魚介の煮込みやお米料理など、豪華です。 カルネ・デ・ポルコ・アレンティジャーノは、踏み絵的なお料理だそうで、 昔、ユダヤ人やイスラムの人が豚肉を食べることが出来ないため、見分けるために作った料理なのだとか。 ヨーロッパでは、宗教が料理の発展に影響していることを感じることがよくあります。 豚とあさりを一緒に煮るって、なかなかありませんが、所変われば、、ですね。 この豚肉の下味に使っているパプリカペースト、今思えば、カラブリア風のパプリカペーストに似てる! 日本では、、、新潟の、、あの食材に似ている気がします。代用出来そう。 お肉が本当に柔らかくて、味もよく入っていて、美味しくできました♪ お豆と魚介の煮込みは丁寧にだしを取ります。 コリアンダーをこんな形にして、ポンっとお鍋に入れてだしをとります。 本当に、ポルトガル南部ではコリアンダーをよく使うのです。 江戸時代に、「コエントロ」という名前で持ち込んだのもポルトガル人だそうですが、日本ではあまり使われていないですよね。私にはタイ料理のイメージが強いです。 これ、美味しすぎました! 教室でも作りたい♪ そのうち、番外編、ポルトガル料理レッスンの日をやろうかと思います。 アローシュ・デ・バカリャウ。(塩鱈のリゾット) 日本でバカリャウはなかなか手に入りませんが、あるもので代用できます。 ポルトガルでお料理を習ってみると、中世以降の日本との関わりをいろいろ知ることが出来て面白かったです。 世界は広いけれど、海で全て繋がっているんだな~、、、、と料理を通してロマンを感じました。 この日は、レッスンが終わる頃に姉とシエキチもお店へ試食に来ました。 3人分のテーブルと飲み物を用意してくださり、一緒に夕食に。こういった配慮にも本当に感謝です。 講習会のお値段が安すぎて申し訳ないくらいです。。。 美味しく楽しい料理レッスン、ありがとうございました。また行きたいです! 4泊5日、と短い日程ですが、リスボンの食事を楽しめました。まだまだ食べてないものがたくさんですけどね。 そして、国民性については、まだ謎です。 とりあえず、初対面の私にむかって、 「どうだい?オイラんとこの〇△はうんめーだろ~!!」的な、少々強引で自己主張の強いイタリアーンなノリはどこへ行ってもありません。 「美味しいです♪」と怪しいポルトガル語で伝えると 「にっこり」と笑顔が返ってくるだけで、まったく押し付けがましくないのがポルトガル(笑) そして翌日、私とシエキチはヴェネツイアへ。姉はポルトガルに残って、ポルトやファティマへ行くということでここでお別れ。胃袋を一緒に分けてくれてありがとね~。 さあ、旅のアンティパストは終了。次はメインが盛りだくさんなイタリアです。 早速、ヴェネツイア空港に到着した瞬間から、イタリア人の熱~い洗礼を受けるのでした~。
by cibiyukiko
| 2012-04-10 20:15
| ポルトガル
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Comments(2)
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vinobianco11 at 2012-04-11 00:49
お帰りなさ~い♪♪♪
食いしん坊さんの旅行記、お待ちしてましたよ~! それにしても素早い更新に感動!のろまな私とは大違い・・・(反省!) 塩鱈のリゾット、食べてみたいです。 旅行記、ゆっくり拝見させて頂きますね♪
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cibiyukiko at 2012-04-11 09:16
vinobiancoさん、ただいまです~。美味しいもの、いっぱい食べましたよ♪ あとでメールしますね。
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