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![]() ミレッラにローマ料理を教えていただきました。おちゃめなミレッラが、写真用に帽子をかぶってくれました。 ローマ料理って、実はトリッパとか内臓系が多いの。あと、脳ミソのフリットとかね。 宮廷の貴族が肉の良い部分を食べた後、庶民の口に入るのは、当然、内臓、脳ミソ、鶏のとさか、、、などの残り部分、貴族が食べない部位になります。昔から肉食生活を送ってきた欧米では、日本よりずっと内臓料理が発達していますよね。 古代から続く大都市ローマそして、ヴァチカンのお膝元、ローマでは庶民の味は内臓料理となって当然のことだと思います。 もちろん、ローマといえばカルボナーラにアマトリチャーナ、サルティンボッカにローマ風鶏の煮込みとかいろいろあるんですが、、、。 基本的に、色も地味でシンプルな料理が多いように思います。 それが本当のイタリア料理とも思うのですが、日本で華やかで繊細なイタリアンを見慣れている方には特に地味に映るかもしれませんね。でも、イタリア料理の真髄ってそういうものじゃないかと思うのです。 事前にメールで、「ごめんなさーい。内蔵料理、あんまり好きじゃないの。。レバーは大丈夫なんだけどね」と伝えておきました。 ローマ料理を教えて欲しいといいながら、内臓を断るとはっ!って感じだったかもしれません。一応、その土地の代表的な料理は内臓でも脳みそでもトサカでも食べることにしているので(羊の睾丸も食べたことあるの~:汗)、一通り過去に食したことはあるのですが、一度でいいかな、、と。) 内臓料理以外だと、この季節のローマでは(いや、イタリア全土か?)カルチョフィ(アーティチョーク)を食べなくてはね。 私はカリッカリに素揚げしたユダヤ風カルチョフィが大好きです。(今回、食べ損ねたけど~) さて、本日のアンティパストは、干した豚のおつまみ。ピリカラで美味しいジャーキーです。 これ、美味しくてワインがすすむ~。 ![]() それと、自家製ペペロンチーノジャムのクロスティーニ ちなみに、上記2つのアンティパストは、調理中に片手でつまんでました。もちろん、ワインも片手に。。あら、やだ。両手も口もふさがって料理できなーい(笑) ![]() ※イタリアの家の中、寒いのでミレッラの服をお借りしてますの。 ![]() パスタはローマと言えば、のカルボナーラ。二人で仲良く取り分けてくれました。とっても優しくて素敵なご夫婦なのです。 ![]() セコンド2種 仔牛のレバーのローマ風ソテー。とても新鮮で綺麗なレバーを使っているのでとっても美味しかったです。 ![]() ローマ風アリスタ。野菜の甘みとお肉の塩気のバランスが絶妙。 ドルチェにはリコッタのクロスタータを用意しておいてくれたのだけど、満腹すぎて、もう無理でした。。 夜11時頃に終了。おつかれさまでした~。イタリアで料理を習うとたいていエンドレスです。 明日も午前中はローマ市内観光に連れ出してくれるそうで、その後、昼と夜、料理を教えていただきます。
by cibiyukiko
| 2014-04-09 22:47
| 南イタリアとサルデーニャ
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