昨日は22名の皆様をカラブリアのアニータさんのキッチンへお連れいたしました。
ユキキーナエアライン、満席での出発で~す🛬ご搭乗ありがとうございます。 途中、かな~り揺れますのでしっかりシートベルトをお締めくださいませ~ って・・・私のアテンドは怪しいのですが、アニータさんは揺れませんのでご安心ください。 カラブリアのサラミにカピコッロ、生ハムにパンチェッタ、アニータさんのお宅のペペロンチーノ、、無花果のクロチェッテ チーズもサラミもすべて自家製です。 お・い・し・そ・う!! まずは最初に今回の主役、「ンドゥイヤ」の紹介から始まりました。 アニータさんの作ったンドウイヤです。 乾燥させたペペロンチーノを粉にしたもの。辛いタイプですが、カラブリアではペペロンチーノ・ドルチェと呼ばれる日本でいうパプリカのような甘さのパウダーも非常によく使いますので好みで使い分けています。自家製ンドゥイヤも、辛いのが苦手な方はペペロンチーノドルチェを少し加えてね、とのこと。 ンドゥイヤに使う豚肉の部位の説明や、腸に詰めたあとの燻製のお話などを伺い、 (ここ、本当は何時間でも話したりないくらいですが割愛:涙。いつか現地へ行ってみて~) そのほか、ブルスケッタなど、ンドウイヤを使ったアンティパストを2品ほど説明していただきました。この時点でお腹すいた~!! こちらは、自家製のンドウイヤを作る際に使っていたお道具。この中に入れて燻製にしていたんだそうです。 実はこれ、イタリアでその昔使われていた暖房器具の火鉢です。アニータさんが結婚する際に、お母さまが持たせてくれた火鉢だそうですが、今はその役目を終えてお庭で植木鉢として使っているそう。 古いものを用途を変えて大事に使う姿勢は本当に素晴らしいです。 オンラインレッスンを開催する前にはアニータさんと2人で、軽く当日の流れをビデオ通話で打ち合わせをしているのですが、、その際に、近所の主婦の会話みたいなノリで聞くお話が、実は私にはとても興味深いのです。 たとえば、ンドウイヤを自宅で作る際に、最近は桜の木や無花果の木のチップを使うようにしたらデリケートな風味がついてとても美味しくなったのよ、とか、 サラミを作る際に、機械を使うよりも、手で漏斗を使って腸詰めするほうが空気が入らなくて自分の目で調整できるから美味しくできるとか、 この火鉢も、話をする中で、燻製にするのはどんな道具を使ってるの?と聞いたら、 「実はね~、昔は家の火鉢で燻製にしてたのよっ、火鉢!笑。結婚するときに母が持たせてくれたんだけどね、今は植木鉢にしてるの(笑)」 というので、 「え~、火鉢で~???それ見せて~!」なんて話から「オンラインレッスンでもちょっと皆に見せたいわ~」 という具合。 もうちょっと私が上手にインタビューできれば、そんな近所の主婦的なノリだけど日本人にとっては珍しいことが飛び出す会話を動画でお届けしたいなぁ。 今のところは、話をする中で、私が興味を持ったことをちょっとレッスン中でもご紹介いただいています。 さて、クロケッテを作り始めます。 まずはお米を茹でないとね。ということでスタート。 使うお米の種類や茹でる塩加減などを聞いた後は、茹でている間にちょっとお宅の中を拝見しましょう。 アニータさんの保存食がたくさん並んだ貯蔵庫を見せていただきます。 ここがね、もうメルカートなのですよ。 こちらの棚の上に、S字フックが下がっていますが、冬~春に行くと、こちらに自家製のサラミ類が吊り下げられています。並んでいるボトルの右側はご主人の作ったワイン。左側の土のポットたちは野菜や肉や魚を塩漬けにするポット。 どれも試食した~い! さてさて、お米がゆであがったら、コロッケの作業を続行です。キッチンに戻りましょう。 レポート②へ続きます。 次回のアニータさんのオンラインレッスンは8月22日(土)夕刻に開催です。詳細はまた後日ご案内いたしますね。 イタリア料理教室CiaoBambina公式LINEにご登録いただくと、レッスン開催のご案内を送らせていただきます。 レッスンのお問い合わせ・お申込みは
by cibiyukiko
| 2020-07-19 12:31
| オンラインレッスン
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