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シチリア在住の友人、佐藤礼子さんが素敵な本を出版されました。 北から南まで、イタリアの郷土菓子を107点まとめたもの。 写真も綺麗で、古代ローマから受けつかれるお菓子の歴史についても書かれていて、レシピ本としても、お菓子の物語としても楽しめる1冊。 中身が濃すぎて、まだ全てに目を通すことができていませんが、一つ一つのお菓子について、よくこんなに調べたなあ!!と思うほど歴史やエピソード、出生の秘密?が書かれていて、ここまで濃く完成度の高いお菓子の本は他にみたことがありません。(というと、他に数ある素敵な本に失礼になりますが) 地方菓子を作る人、料理を文化としてとらえ探求する人にとって魅力的な1冊に、そしてまた誰かの人生を変えることもある本になるでしょう。 間違いなくロングセラーになる料理書であり、いろんな人のバイブル的な存在になりそうです。 やったね~レイッキナ~!!すごいよ!! この本を生み出すのはどれだけ大変だったかと思います。(本人、鼻血が出そうになった~と言ってました。笑) 彼女の努力と才能とセンスは本当に素晴らしいです。料理人であり、文化人ですね。 10年以上前に知り合ってから、イタリアでも日本でも会えば弾丸トークがつきることはなく、一緒にイタリア国内で旅行を楽しんだり、レイッキ-ナとよんで親しくさせていただいていますが、シチリアの小さな町で自分の足できちんと立って基盤を作り、まわりをどんどん協力者に変え、自分の力で夢を現実にどんどん変えていく力はもう本当に尊敬します。 私の教室でもイタリア各地の郷土菓子はいろいろ作っているので、うちの生徒さんにとっては、「教室で習った郷土菓子がのってる~♪」と意外となじみのあるお菓子が多いようで別の楽しみ方もされているようです。(すっかりマニアに育って、、よしよし) 今月はシチリア料理レッスンを開催しておりまして、、パレルモの夏のお菓子、 もちろん、こちらのお菓子も載っています。 そして同じページに「レモンのジェーロ」というのが載っていて、ちょうど家に材料がそろっていたので作ってみました。 すっごく簡単、手軽でスッキリした味わいで美味しい!!! ちょっと手の込んだものから、すっごく簡単なものまで、多岐にわたって掲載されていて、そのストーリーを読むのもまた楽しい1冊。 ぜひぜひお手元に置いてあげてくださいませ。 ↓ 書店はモチロン、アマゾンでも買えますよ~
by cibiyukiko
| 2020-07-25 23:28
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Comments(2)
わーい!
こんなに素敵に紹介してくれて感謝です! お菓子のストーリーを辿っていくと、イタリアの歴史もわかってくる、一石二鳥(笑 たくさんのイタリア好きの方に、自粛が多い今年の夏に読んで頂けたら嬉しいです❤️
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ページ開くごとにイチイチ感動してメールしたくなってるよ(笑)
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