さて、モリーゼからローマのあるラッツィオ州へアペニン山脈を横断します。

ずーっと、ずーっと山。

私の定位置は常に後部座席。

テルモリからこの日のお宿があるカステル・ガンドルフォまではけっこう遠い。

途中でどこか、休憩するのに良い町ある～？？　と探して白羽の矢が立ったのは「スルモーナ」

アブルッツォ州の山間の町です。アペニン山脈の渓谷部にあります。

なんの先入観もなく、なんか聞いたことある町だし、ここにすっか～。くらいでしたが、これがまた雄大な景色！

ローマ時代の水道橋に青空が映えます。

どことなくアオスタに似たなんか素敵なところでした。

見どころは色々あるようですが、私たちは移動日の中継地点。ちょっとお散歩してランチをする程度ですが、穏やかですが活気もあって、心に残るすてくな可愛らしい町です。

イタリアの冠婚葬祭にかかせないコンフェッティの有名な会社があるということで、町は可愛いお花の形のコンフェティなどを売るお店がいっぱいです。

これ全部、お菓子なの。カラフルで可愛い。

お昼は「イタリア好き」アブルッツォに掲載されていたこちらへ。

山間部の田舎町とは思えないちょっぴりエレガントなお店。白いクロスがパリッとかけられています。
この後、13時を過ぎるとちょっとおしゃれをした方々で満席になりました。
この辺りのチーズを焼いた盛り合わせ。
アブルッツォといえば羊のラグーのキタッリーネ
シンプルにみえるこちらのパスタ。特産品の赤ニンニクのクリームパスタ。白くみえるけど、、中からはニンニクの芽のソースが出てきます。夫と娘は、豚骨ラーメンのニンニクマシマシの味がする！と言っておりました。

はい。今日はこの旅一番の移動デイ。

とにかくひたすらこんな山の中を走ってアペニン山脈の向こう側へ。
ずっとアドリア海側を旅していましたが、ティレニア海側へ出ないと日本に帰れませんのでどこかで横断しなければ。
夕方にはローマ近郊のカステル・ガンドルフォに到着します。

10月のレッスンご案内中です。マリトッツォ人気のため10月ほぼ満席になっております。12月3日（火）と4日（水）に同じメニューで日程を追加いたしました。

まだ余裕がございます。

11月レッスンはお休みとなります。