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先日、祖母が93歳で亡くなりました。
とても信心深い祖父母で、子供の頃、毎日かかさず、朝おきると、まず家の中にある仏さま、全ての方向にむかって長い時間、お祈りをしていたことを思い出しました。 ずっと忘れていた光景ですが、ふっと、そのときの空気の感じ、蝋燭の香りも思い出したような気がしました。 私は信心深くないけれど、こうしてご先祖さまたちが、家族の健康をいつも願っていてくれていたことが、今の幸せにつながっているのだ、とはっとしました。 特に宗教は持っていなくても、まわりのいろんなことに感謝して生きていきたいものです。 祖母は生前、短歌の本を出したことがあるのですが、その中に、 「あの虹を渡って天国へ行きたい」と詠んだ歌があったのだそうです。 祖母が亡くなった日の夕方、突然、雨がふってきて、そして、はっきりとした大きな虹がかかったのだそう。 行いが良かったからか、生前の願い通り、虹の橋をわたって天国に行ったんだね。その橋の向こうには、一足先に逝った祖父が迎えに来ていたのかもしれません。 祖父母の家がある、その街の小学校の校歌は、祖母が作詞したものなのですが、その歌をお葬式で流して欲しいという遺言もきちんとかなえられ、きっと思い残すことはなかったでしょう。(ま、大往生ですしね) なんだか、天国から見守ってくれる人が一人増えたような気がして心穏やかです。 これからは感謝の気持ちで空を見上げようと思います。 今年はまだ終っていませんが、なんだか、いろいろと満たされているのですよね~。(スケール小さいですけどね)。私に関わる方、全てに今日も感謝ですっ!! ありがと~。
by cibiyukiko
| 2007-10-12 19:53
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Comments(2)
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