![]() |
パーネフラッタウのランチの後、ご主人のアルビーノがお散歩に連れて行ってくれました。自分が現在作っているB&B用の家と、飼っているイノシシなどを見せてくれるのだそう。
![]() サルデーニャの荒削りな山が見える窓。 こんな古い住居の窓から撮ったもの。 ![]() 廃墟のように見えるこのお宅、なんと5世紀!くらいから人が住んでいる家。3年前にアルビーノが購入し、B&Bを作るために自分で改装中。 サルデーニャの伝統的な石造りの家に、アンティークな窓枠やドアを見つけては、古い家の窓にはめ、少しづつ修復中。ウン百年前の家を自分で少しづつ修復して住むイタリア人、けっこういます。 「B&Bがオープンしたら、ご主人とシエナと3人で来てくれよ」 そう何度も言っていました。 こんなに少しづつ、ゆっくり作業してたらできるのは100年後じゃないの!?なんて冗談をいいながらも、5年後の夫のリフレッシュ休暇に出来ていたら来ようかな。 ![]() 半地下のような場所には、自家製のワインを作って貯蔵する場所もありました。 今住んでいるカラサウ工房から車で少し行ったところにあります。 3年前は安く購入できたけれど、現在はサルデーニャの伝統を残そうという運動がさかんになり、値段もとても高くなったのだそう。「今なら買えなかったよ、ラッキーだった」とアルビーノ。 そして、その近くにはアルビーノが飼っている動物たち。 豚やイノシシも自分で解体してハムやサルシッチャを作っているのだそう。 家の修復からハム作りまで、なんでも出来ちゃうのね。 シエキチを動物たちの近くまで連れて行ってくれました。 腰がひけているシエキチに、「大丈夫だよ、高いところにのってごらん」と優しいアルビーノ ![]() ![]() 自然の中で放牧されています。 ![]() こんなに可愛いがられて大事に育てられている家畜たち、出来上がったハムやサルシッチャ、感謝の気持ちで食べられていることでしょう。 さて、家に戻ると、もう一作業。すっかり親子のような3人です。 置いていっちゃおうかな~。1年後に迎えに来るわ~。 ![]() ![]() とっても優しくて、ホスピタリティ溢れるルチアとアルビーノ 「あなた方はとても素敵な人生ね」って私が言ったら 2人で顔をみあわせて、「神さまに感謝しないとね」とニッコリ言ったの。 なんて素敵な2人なんだろう。。自然に出てくるセリフにジーンと来たわ~。 私もいろんなことに感謝して生きないとね。。 ルチアとアルビーノの飼い猫。名前がなかったので、シエキチが 「ガットレオーネ(ライオン猫)」と名づけました。顔のまわりの毛がライオンのタテガミのようにふさふさしているから。 あなたはネコちゃんだから大丈夫。食べられませんよ。 ![]()
by cibiyukiko
| 2008-12-06 10:28
| 南イタリアとサルデーニャ
|
Comments(2)
![]()
こんにちは。昨日、大阪に戻って来ました。
サルデーニャでの滞在記、楽しく拝見させていただいています。住んでしまうと最初にサルデーニャに来たときの感動を忘れつつあるので、ユキキーナさんのブログを見て再感動することもあり、嬉しいです。 また、写真も文章も素敵ですね。アルビーノ&ルチア他、 友達にも伝えますね。
0
![]()
Tomokoさん、お帰りなさい。お疲れ様でした。材料もいろいろお願いしちゃってすみません。
今、いただいたトロンチーノを食べながらPCに向かってます。すっかりお礼を言うのを忘れてしまいましたが、私がサルデーニャのトロンチーノ食べたい!と言っていたから用意してくださっていたんですね。ありがとうございました! サルデーニャ、出会った人たちも、土地も、なんだかものすごく心に残る深い場所でした。またお邪魔します♪
|
**
*カテゴリ*
*以前の記事*
*タグ*
*検索*
*画像一覧*
*最新のコメント*
*フォロー中のブログ*
*ライフログ*
*その他のジャンル*
*記事ランキング*
*ブログジャンル*
*ファン*
| ||||||
ファン申請 |
||